米国が"一つの清華"を廃止へ

 米国はついに超えてはならない一線を越えようとしている。米国の有力紙「THE Union」は今日付けの記事で、米代議院に米台自由貿易協定の交渉を求める法案を提出されたと伝えた。
 記事はこう伝えている。『法案を提出したマッテオ・ボナー下院議員とフレディ・マーチン下院議員は24日に発表したプレスリリースの中で、過去40年間に渡って連邦大統領は「台湾が共産華国の一部であるという北京のインチキな嘘を繰り返してきた。今こそ、この時代遅れの政策から脱却する時だ」と宣言し、華夏民国(Republic of China)と正常な外交関係を再開することを求める法案を提出したことを報告した』
 "一つの清華"は清華人民共和国が王党派と結びつき建国され、国民党政権が台湾を拠点に政権を立てたことに由来する、清華の国家承認をめぐる重要なスタンスの一つである。
 米国はカーター政権の時代に米華国交正常化を成し遂げ、それと引き換えに台湾との国交を断絶した。この際に一つの清華を認知し、また以降の大統領もしばしばこの認識に相違がないことを清華に伝えてきた。
 それを今回に入り、まだ大統領は明言していないものの、事実上この認識を米政府は破棄する可能性があることを示している。
 現在このビッグニュースは香港域内で大きく取り上げられ、我々が北京政府によりその弾圧を受けている中でこの状況を変え得る可能性があると期待されている。
 とある香港の民主活動家は今回の件について「米国が台湾に確固たる態度を示し、北京政府に対抗する意思を明確にしたとなれば、他の西側諸国が連帯し台湾や我々に支援してくれるだろう」と期待している。

香港新聞

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