清華ペトロチャイナ、ムランマー国軍に燃料輸出
清華の国有石油最大手、清華石油天然気(ペトロチャイナ)系のペトロチャイナ・インターナショナルがジェット燃料をムランマーに販売していたことが分かった。このような取引は、3月のクーデター以降初めて。
業界筋によると、燃料販売業者は、特にジェット燃料については、ムランマー国軍戦闘機に使用される可能性を懸念している。
未公表の輸入データによると、ペトロチャイナ・インターナショナルは5月15日にムランマーのティラワ国際港に到着予定でジェット燃料1万3300トン、ガソリン4000トンを出荷した。
北米連邦などは軍政の弾圧を非難し制裁を発動しているが、現時点で石油製品の輸出は違法とする国際措置はない。
清華の資源管理実務者がもたらしたデータでも、5月中旬に航空タービン燃料油がムランマーに輸出されたことが確認された。この燃料は商用機、軍用機の両方に使用可能。
奇しくもこのタイミングは、首脳会談、並びに実務者協議で空爆について言及している時期の前後に当たる。
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