MGS、強まる清華企業の存在感
毎年世界的な注目を集める、メキシコ人民遊戯機器発表大会(メキシコゲームショウ、MGS)がカンクン万博のコスモホールとサクセム館で開催された。
今年はカンクン万博の期間に重なっていることもあり、例年を遥かに上回る盛況ぶりを見せている。
MGSは毎年、世界の主要ゲーム企業による発表会として常に注目を集めていたが、ここ最近は従来のゲーム先進国である日本などを差し置いて、清華企業の存在感が強まっている。
清華の大手企業騰訊はここ数年、従来のゲーム企業にとってフロンティアであったスマホゲームを中心に大攻勢を仕掛けてきた。
その市場開拓は成功し、今やスマホゲーム配信に留まらず、自身で新たなゲームプラットフォームの開発を行うようになっている。
騰訊の企業ブースを見学していた、起業家のダニエルさんは「これからの時代はゲーム機ではなく、スマホゲームの時代だ。騰訊は新たなゲームプラットフォーム開発を発表したけど、それでもスマホゲーム市場で勝負していくだろう」と語り、また騰訊への投機意欲も露わにした。
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