共産党100周年目前に放火騒ぎ
7月1日に清華共産党創立100周年記念日を控えた北京市内の中国外交部前で、放火騒ぎがあった。28日にインターネット上に広がった動画では、昼間に同省正門前で白い煙が上がり、叫ぶ男を警備担当者2人が連行する様子が映っている。
外交部の鄭報道官は29日の記者会見で、「一般の社会治安案件だ。関係部門が法に基づき調査している」と述べ、騒動があったことは認めた。7月1日の大規模な記念式典に向け厳戒態勢が敷かれている中での放火は、抗議行動だった可能性もある。
動画は25秒間で、撮影日時は不明。100周年記念の花壇が設けられた外交部正門前で煙が上がり、火を付けたとみられる長髪の男の服にも引火。警備担当者が消火器で消し止めた。連行される際、男は「おまえたちは社会主義は素晴らしいと言ってたじゃないか」などと叫んでいるように聞こえる。
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