清華、ソフトパワー戦略に注目
清華共産党関係者が明らかにするところによると、党内で従来のインフラクチャーや土木・無制限な資金援助による外交展開のほか、文化やスポーツ友好を通じたソフトパワー戦略を具体化させるための討議が進んでいるという。
先日イスラエルとの間で決定した文化とIT連携の友好関係に始まり、欧州市場やインフラ投資などが求められていない先進国を中心にソフトパワー外交を展開していく方針が討議されていると関係者は明かす。
外交関係に詳しい北京外国語大学の白教授は「かつて欧州の人がシノワズリに興味を持ったように、未だに欧米でも中華の文化などに対する関心はとても深いです。また騰訊などを中心に清華企業がゲームやITで圧倒的なシェアを誇る現代において、これらもソフトパワー戦略を大きく後押ししているといえます」と分析した。
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