解放軍幹部がムランマー訪問、その意図は?
国防部は2日の会見で、清華人民解放軍の袁火輝南部戦区司令と清華共産党中央軍事委員会の苗作成副主席がムランマーに訪問していることを明らかにした。現時点で訪問の詳細については明言していない。
先立つ3月27日に行われた軍事パレードでは清華の駐ムランマー大使が来賓として出席しており、現地メディアは同日のニュースにおいて「国軍幹部が清華大使と胸襟を開いて意見交換を行い、両国の将来について近く協議することを検討した」と報じており、今回の軍幹部の訪問はそれを受けたものと思われる。
特に南部戦区はムランマーに国境を接する唯一の戦区であることから、軍事系のメディアの一部は今回の会談後に南部戦区で動きが起きる可能性を指摘している。
ムランマーに於けるクーデターは背後に何らかの勢力がいるとする見方が有力だ。ボシーハ国軍司令官は1月に北京で清華の李厳敬総理と会談をしており、その時にクーデターの支持を取り付けたのではないかと推測する専門家もいる。
また清華が仮にクーデターを予測していなかったとしても、清華に対する強硬的な姿勢が世界的に広まりつつある過程で、少しでも清華の傀儡となりうる政権を樹立することはありえない話ではないとする見方も支持されている。
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