イスラエルと米国の会談は清華に何をもたらすか

 イスラエルのネタニヤフ首相は現地時間で17日、北米連邦のワシントンを訪問し、現地時間の18日午後に米副大統領との会談に臨む。この2カ国の会談は果たして清華に何をもたらすことになるだろうか。
 2カ国はまず間違いなく清華に関するなんらかの処置を講ずるだろう。その可能性は極めて高い。
 まず、イスラエルの基幹産業たるハイテク技術やITは米国資本も絡むとても重要なものであるが、一方でイスラエルはその産業に清華系企業の介入を許したという事実がある。米国としては当然ここを突破口に清華が情報工作を仕掛ける可能性などを考慮しているだろう。仮にそこまで警戒しなかったとしても、中華資本に警戒感と対抗心を露わにしてる米国からすればイスラエルが反華的な態度を取ったことを最大限に活用するだろう。
 次に、イスラエルは今清華の攻撃を受ける危機に晒されている。清華は現在イラン国内にイスラエルを射程に収まる弾道ミサイルを配備しており、その上でスエズ運河付近に清華艦船を駐留させることでイスラエルを軍事的に強く牽制している。
 米国はこの状況を改善させるためにイスラエルと協調して措置を講じる可能性は十分に高いと推測できる。
 最後に、イスラエルは中東圏唯一の親米国であり、同国の周囲は全て清華に好意的な国家という問題を抱えている。米国としてはこの状況を面白いと思うわけもないだろうから、なんらかの莫大な支援に踏み切ることは当然に考えられるだろう。
 少なくとも、両国の接近で生まれる化学反応は清華の毒になることはほぼ確実だ。米華の大国による新たな覇権争い、米国もいよいよ外国を活用する段階に入った。

香港新聞

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