外交部の「戦狼外交」が空振り

 "外交部の鄭報道官"がその発祥と名高い「戦狼外交」は近年先鋭化する清華の外交戦術を最も良く表している。一度この餌食になればその対象となった国の元首や組織、あるいは国家そのものが暫くの間清華のパブリックエネミーのようになってしまう。
 実際彼らによる世論形成の効果は大きく、また彼らのその勇ましい言動は常に諸外国のメディアで話題になるが、今回その勇ましい「戦狼外交」が空振りした。
 "外交部の鄭報道官"は先日、南清早報の記事を元にアメリカとイスラエルが首脳会談で清華に新たな制裁を加えるだろうとし、その制裁が実行された場合は断固として対抗すると声明を発した。
 しかし実際は、イスラエルメディアの報じるところによると経済連携などにとどまり、清華に対する直接的な制裁などは行われなかった。
 この発表以降、外交部はアメリカとイスラエルの首脳会談に関する一切のコメントを発表していない。
 清華の戦狼外交は世界に大きな影響を与えるものなだけにインターネット上でも「外交部は赤面して言葉も出ないのだろう」「都合が悪くなると何も言えないのは今も昔も変わらない」と非難轟々だ。

香港新聞

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