清華、「台湾侵攻」で一時騒然[台湾発]
台湾の大手テレビ局"中華電視"が今日7時頃「清華人民解放軍が台湾を侵攻した」と誤報する放送事故を引き起こした。環球網が伝えた。
記事によると、中華電視は今日午前7時ごろ、「新北市に共産党軍がミサイル攻撃、台北港の艦艇が爆発、施設、船舶破損」と速報。他にも「駅が敵の特殊工作員に放火されたとみられる」などの文字が並んだと伝える。
テレビ局は昼頃に会見を開き、今回の誤報に使われた文字列は、先日訓練を行った際に入力したデータが誤って表示されたとし、再発防止に努めるとした。
台湾国家通信放送委員会は声明を発表し、同テレビ局が法に違反して公共の秩序を乱した疑いがあると指摘。今回の問題について捜査に乗り出したことを明らかにした。
ネット上では「これは予言だ」「誤報が今後も続いたら、本当に侵攻してきた時に初動対応が遅れるんじゃないか」「誤解を生む文字列を訓練で使うのはどうなのか」と炎上している。
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